最近はニュース、報道の仕方(見方かな)から凶悪犯罪を含めて、犯罪が増えたように思われがち(実際に特殊詐欺は増加しました)ですが、少年犯罪は減少しています。
現在の「1号観察」は調布管内で7名、2号は1名、そして3号が4名、4号が5名です。
実際に平成元年に16万人だった刑法犯検挙少年は、平成30年には2万3000人にまで急減しています。人口比(14歳から19歳までの人口1000人当たりの検挙人員数)でみても、平成元年に13.8、平成15年に17.5だったものが、3.4にまで減少しています。
日本の犯罪は、全体で見ても、代表的犯罪である侵入窃盗や凶悪犯で見ても、少年によるものも、いずれもかつてない低い水準だといえます。(グラフは警視庁)